にいがたみなと/みなとぴあ
「旧新潟税関庁舎」は、開港五港の中で唯一現存する当時の運上所(税関)の遺構として国の文化財に指定されています。当時の大工が工夫して造った〈擬洋風建築〉で、塔屋とナマコ壁が印象的です。ここでは〈北前船〉が寄港する風景をAR/VRで体験していただけます。
越後摘誌(新潟湊真景)
運上所(旧新潟税関庁舎)と荷上場前の信濃川には北前船が、護岸近くには帆をおろし停泊する姿も描かれています。日本海側には新日和山越しの佐渡が見え、信濃川河口に近い湊を感じさせます。
荷上場前の川蒸気船(3DCG合成)
信濃川阿賀野川水系を遡った川蒸気船の就航は明治7年と早く、信濃川河口近くでは、両船が同時に就航する姿も見られました。